「最近ベッドに入ると鼻がむずむずする」「マットレスは重たくて自分では洗えない」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
就寝中に不快な症状を感じる場合は、お使いのマットレスでダニが繁殖しているかもしれません。
この記事では、マットレスにダニが発生する原因やその対策方法を紹介しています。
マットレス・ベッドのダニが及ぼす健康被害
マットレス・ベッドに潜むダニは日常生活にあらゆる健康被害を及ぼす可能性があります。
目に見えないダニがどのような健康被害を及ぼすのかを知って、いまお使いのマットレス・ベッドにダニが潜んでいないか確認してみましょう。
アレルギー症状
ダニ(ハウスダスト)アレルギーは、ダニやほこりなどのハウスダストが原因で、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎など様々なアレルギー症状を引き起こす疾患です。
ダニアレルギー性鼻炎の最大の特徴は、年間を通じて症状が現れる点です。ダニアレルギー性鼻炎の症状は以下の通りです。
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
ダニアレルギーの原因は、生きたダニそのものではなく、ダニの死骸や糞です。ダニは気温と湿度の高い5月から7月にかけて繁殖し、真夏を過ぎると死骸になります。
かゆみ・炎症
ダニの種類はいくつか存在しますが、マットレスにはヒョウヒダニ(チリダニ)が多く生息していると言われています。
ヒョウヒダニが繁殖すると、ヒョウヒダニを餌とするツメダニが発生します。
ツメダニは人間の皮膚の柔らかい部分を刺し、刺された直後は症状がなくても、翌日以降に激しいかゆみや赤い腫れ、皮膚炎などの症状が現れます。
▼こちらの記事では、かゆみの原因になる室内のダニの種類と特徴などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
マットレス・ベッドにダニが発生する原因
ダニは人の目では見えないほど微小な生物で、湿度と温度の条件が整った環境で繁殖します。知らぬ間にダニが発生しやすい環境をつくってしまっているかもしれません。
快適な睡眠環境を保つためにも、マットレスやベッドにダニが発生する原因を認識しておきましょう。
高温多湿の環境が保たれている
ダニは、湿度が高く、気温が適度に温暖な環境で繁殖します。気温は20~30℃、湿度は70%以上になると、ダニが繁殖しやすくなります。人が使用した後のマットレスやベッドは、汗や皮脂によって栄養分が供給され、ダニの成長を助けます。
さらに、定期的な掃除や換気が行われない部屋も、ダニにとって繁殖の好条件となります。
このような環境を放置すると、ダニの数が増加し、アレルギーや健康問題を引き起こす可能性が高まります。
ダニの餌になるものが溜まりやすい
ダニは、食べかすやほこり、髪の毛、ペットの毛、皮膚の垢、フケを餌にします。その中でも、不飽和脂肪酸を含んだフケや垢、髪の毛を好みます。
マットレスやベッドは、家の中でも比較的床との距離が近い位置に設置されることが多く、ほこりが溜まりやすいことから、ダニは食べ物に困りません。
ダニが活発になる暗い環境がある
ダニは暗い場所を好み、暗い場所ほど活発に動きます。
マットレスやベッドなどの密集している繊維の中に身を隠して卵を産み付けることで、どんどん繁殖していきます。
マットレス・ベッドのダニの退治・駆除方法
ここでは、マットレスやベッドに潜むダニの退治方法をまとめています。生きているダニを退治しない限り、マットレスやベッドに卵を産み付け無数に繁殖してしまいます。
そのため、マットレスのダニを退治するには、死滅させることが重要です。
布団乾燥機の熱を加える
ダニは熱に弱いため、布団乾燥機の熱を加えることで退治できます。しかし、熱が届かないマットレスの深部に隠れてしまう可能性もあるため、完全に退治することは難しいでしょう。
布団乾燥機でダニを退治するためには、マットレスに高温の熱を直接当てるため、劣化やへたりの原因につながる可能性があります。お使いのマットレスやベッドが高温に対応しているか事前の確認が重要です。
▼こちらの記事では、布団乾燥機が使えるマットレス・使えないマットレスの素材やマットレスに布団乾燥機を使用する際の注意点をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ダニ駆除薬剤を使用する
ダニは、マットレス、ベッドなどに落ちた人のフケなどを餌として繁殖します。ダニ駆除薬剤は種類が豊富なため、マットレスやベッドに対応しているものを使用しましょう。
ダニ駆除薬剤は化学薬品なので、薬剤に敏感な方や、お子様やペットのいるご家庭での使用には十分注意が必要です。
マットレス・ベッドのダニの除去方法
ダニを退治・駆除しただけで安心してはいけません。マットレスに棲みつくダニの死骸や糞を口から吸いこみ、体内に取り入れることで、さまざまなアレルギー症状が出る可能性につながります。
ここでは、マットレスやベッドのダニを除去する方法をまとめています。
掃除機で吸い取る
マットレスやベッドのダニを、家庭用の掃除機で吸い取る方法です。特に、ダニアレルゲンが蓄積しやすい側生地の縫い目を重点的に掃除機で吸い取ると効果的です。
日常的に使用している掃除機のヘッドをそのまま使用すると不衛生なので、専用のアタッチメントに取り替えるといいでしょう。
布団クリーナーを使用する
マットレスやベッドのダニを、布団クリーナーで吸引する方法です。掃除機と比べると、布団クリーナーは布団を掃除するために作られた家電製品なので、ダニの死骸やハウスダストの吸引の効果がより期待できます。
マットレスやベッドの中材を洗う
ダニの死骸やダニアレルゲンの除去に最も効果的なのは、シーツやカバーだけでなく、マットレスの中材を洗うことです。
マットレスやベッドの中材を洗ってダニを駆除するには、マットレスの素材を確認し、洗える素材なのか洗えない素材なのかを確認しましょう。
▼こちらの記事では、洗えるマットレスと洗えないマットレスの見分け方や素材・汚れ別のマットレスの洗い方について解説しているので、ぜひご一読ください。
洗えるマットレスの選び方
洗えるマットレスやベッドを選ぶ際には、素材と構造が重要なポイントです。特に、通気性のいい素材や抗菌性のある生地を選ぶことで、ダニ発生の抑制に期待できます。
ファイバー素材や天然素材を使用したマットレスは、湿気を逃がしやすく、ダニが繁殖しにくい環境を整えます。
▼こちらの記事では、ファイバーマットレスのメリットデメリットや目的に合ったファイバーマットレスの選び方をまとめているので、ぜひご一読ください。
マットレス・ベッドのダニの予防方法
マットレスやベッドのダニを予防するためには、一度のお手入れだけでは繁殖を防ぐことはできません。
ここでは、マットレスやベッドのダニの予防方法をいくつか紹介します。
寝室の環境管理を徹底する
室内の湿度管理にも注意が必要です。湿度が高くなると、ダニが繁殖しやすくなります。湿度計を使って55%以下に保つようにするとよいでしょう。
掃除機の使用も重要で、こまめに掃除をし、ホコリを減らすことでダニの住処を減少させることができます。
マットレス保護グッズを活用する
ダニを防ぐためのシートやカバーの使用もおすすめです。これらはダニの侵入を防ぎ、衛生的な環境を維持するのに役立ちます。
湿度管理にも注意が必要です。湿気が多いとダニが繁殖しやすくなるため、除湿機の使用や通気を良くすることが効果的です。
マットレスを定期的にお手入れする
マットレスに棲みつくダニを長期的に防ぐためには、いくつかの方法があります。
まず重要なのは、定期的な掃除です。マットレスを外に出して日光に当てることで、ダニやその卵を死滅させる効果があります。
さらに、専用の掃除機でマットレスの隙間や表面をしっかりと吸引することも重要です。
エアウィーヴのマットレス・ベッドはずっと清潔
マットレスやベッドのダニは「退治(駆除)」「除去」「予防」の3ステップを徹底的に実践することが重要です。
マットレスやベッドに棲みつくダニは、目に見えないからこそ放置しがちです。
マットレスやベッドを長く使用するためには、定期的なメンテナンスが重要です。