
ノンコイルマットレスは、ウレタンやファイバーといった素材でできており、軽さや静音性などの魅力から注目されています。
一方、ノンコイルマットレスの購入を検討している方の中には「コイルタイプとどちらを選べばいいの?」「腰痛があっても大丈夫?」と不安になる方もいるでしょう。
本記事では、ノンコイルマットレスの特徴から、コイルマットレスとの違い、メリット・デメリット、おすすめの製品などを紹介します。ノンコイルマットレスの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ノンコイルマットレスとは

ノンコイルマットレスは、金属製のスプリング(コイル)を使用しないマットレスです。主にウレタンフォーム、ファイバー、ラテックスといった素材が用いられています。
コイルが用いられていないため、軽量で扱いやすく、寝返り時のきしみ音や振動が抑えられるのが特徴です。さらに、解体すれば家庭ゴミに出せる場合もあり、処分のしやすさも魅力です。
コイルマットレスとの違い
ノンコイルマットレスは「身体に吸い付くようなフィット感」を備えているのに対し、コイルマットレスは「弾力のあるしっかりとしたサポート感」が特徴です。
それぞれの具体的な特徴については、以下のとおりです。
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特徴 |
コイルマットレス |
ノンコイルマットレス |
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体圧分散性 |
点で身体を支える |
面で身体を受け止める |
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反発性 |
◎ |
△~◎ (素材により異なる) |
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通気性 |
〇 |
△~◎ (ファイバー素材は例外的に優れている) |
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横揺れ |
△ |
◎ |
ノンコイルマットレスは、ちょっとした振動や寝返りの音で目が覚めやすい方でも、安心して使いやすいでしょう。
一方でコイルマットレスは、腰の沈み込みが気になる方や、寝汗をかきやすい方におすすめです。
ノンコイルマットレスの4つのメリット

ノンコイルマットレスのメリットには、以下の4つが挙げられます。
- コイル不使用で軽く扱いやすい
- 金属を使わず処分しやすい
- 金属同士の摩擦がなく音が出にくい
- バネがなく揺れが伝わりにくい
これらのノンコイルマットレスの特徴が、自分の理想の寝心地やライフスタイルに合うか、確認していきましょう。
1.コイル不使用で軽く扱いやすい
ノンコイルマットレスは、金属製のスプリングを使用していないため、一般的なコイルマットレスと比較して軽量です。シングルサイズのコイルマットレスが20〜30kgあるのに対し、ウレタンやファイバー素材の製品は7〜15kg程度に収まります。
軽々と持ち運べるので、引っ越し先での設置はもちろん、ちょっとした模様替えもひとりでスムーズに済ませられます。また、湿気を逃すためにマットレスを立てかけたり、シーツを交換したりするといった、日々のメンテナンスも簡単にできます。
ひとり暮らしの方をはじめ、高齢の方や女性でも安心して使えるマットレスです。
2.金属を使わず処分しやすい
ノンコイルマットレスは、芯材に金属バネを使用していないため、手軽に処分できる点も特徴です。ハサミやカッターなどの刃物を使って中材を細かく切り、指定のゴミ袋に4袋分ほどに小分けしてまとめれば、「家庭ゴミ」として処分できます。
一方、コイルマットレスは一般的に自治体では粗大ゴミに指定されており、重たいものであれば、家から運び出すだけでも一苦労です。不用品回収業者に依頼する場合は、1〜2万円程度の費用が発生することがあります。[5.1]
そのため、買う時の予算だけでなく、手放す時のことまで考えると、ノンコイルマットレスは安心できる選択といえます。
なお、エアウィーヴでは、不要になったマットレス(※エアウィーヴ製品)を無料で引き取っています。(組立完成済ベッドマットレス購入に限る)引っ越しが多い方や、将来の処分に不安がある方は、こうした捨て方までサポートのあるメーカーのマットレスを選んでおくと安心です。
3.金属同士の摩擦がなく音が出にくい
ノンコイルマットレスは金属バネを使用しない構造のため、静音性に優れているのが特徴です。
コイルスプリングが使用されたコイルマットレスは、寝返りの際に金属同士が擦れ、音が発生します。また、劣化によって「ギシギシ」という特有のきしみ音が発生する場合もあります。
一方でノンコイルマットレスは、金属パーツを一切含まないため、耳元で嫌な音が鳴ることもありません。「睡眠中のわずかな音でも気になってしまう」と悩む方でも、ノンコイルマットレスであれば、快適に静かに眠れるでしょう。
4.バネがなく揺れが伝わりにくい
ノンコイルマットレスはバネが用いられていないため、コイルスプリング特有の振動が全体へ伝播させてしまう「横揺れ」が起こりにくい点も特徴です。
また、使用されているウレタンやラテックス、ファイバーといった素材は衝撃吸収性に優れているため、振動を素早く吸収します。そのため、パートナーや小さな子供と一緒に眠る場合でも、隣の人の動きで起きてしまうことがなく、快適に眠れるでしょう。
ノンコイルマットレスの4つのデメリット

ノンコイルマットレスのデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
- 素材が密なため蒸れを感じる場合がある
- コイル式に比べると耐久性がやや低い
- 水洗いや天日干しができない素材が多い
- 体重が重いと沈み込みすぎる
ノンコイルマットレスの購入を検討している方は、これらのデメリットへの具体的な対策についても押さえておきましょう。
1.素材が密なため蒸れを感じる場合がある
ノンコイルマットレスは、ウレタンやラテックスなどの素材が内部に詰まっているため、気密性が高く、蒸れを感じる場合があります。体の熱や寝汗で湿気がこもってしまうと、背中が蒸れて寝苦しくなってしまいます。
湿気を放置すれば、カビやダニが繁殖する原因にもなるため、定期的に壁へ立てかけて、湿気を逃すお手入れが必要です。
なお、ファイバー素材が使われているノンコイルマットレスは、通気性が高く蒸れにくい特性を持っています。通気性が心配な方は、ファイバー素材の製品を検討することもおすすめです。
2.コイル式に比べると耐久性がやや低い
ノンコイルマットレスは、金属バネを使用するコイルマットレスよりも耐久性が低い傾向にあります。
コイルマットレスは、体重の重い方が使用しても金属の弾性によって荷重を支えきれるため、長期間の使用でもへたりにくいのが特徴です。一方で、ノンコイルマットレスは、肩や腰回りの負荷を素材自体の密度だけで支える必要があり、素材によっては耐久面でやや劣ります。
とくに素材の密度の低い製品(20D以下)は、肩や腰、腰やお尻など重みがかかる部分から、数か月から数年程度でヘタってしまう場合もあるでしょう。
ノンコイルマットレスを長く使い続けたい方は、購入時に素材の密度が高い製品を選択することが重要です。また、定期的に上下や表裏を入れ替えるローテーションを行うと、部分的な箇所の劣化を防げます。
3.水洗いや天日干しができない素材が多い
ウレタンやラテックスといった素材が用いられたマットレスは、水に濡れると乾燥しにくく劣化が早まります。そのため、本体の水洗いや業者による高温スチーム洗浄は基本的に推奨されていません。
また、これらの素材は紫外線や熱にも弱いため、日常的なお手入れでは「陰干し」が基本です。
なお、ファイバー素材が使われているノンコイルマットレスは、水に強いため水洗いができる場合あります。衛生面が気になる方は、ファイバー素材のノンコイルマットレスを検討してみるとよいでしょう。
4.体重が重いと沈み込みすぎる
ウレタン素材のノンコイルマットレスは、金属バネのような強い反発力を持たないため、体格のよい方だと体が沈み込みすぎてしまう場合があります。
とくに、密度が低い製品や厚みが足りない製品を選ぶと、床の硬さを直接感じる「底付き感」が生じます。床付き感がある状態では、肩や腰に負担を感じながら眠ることになるため、起床時の体のだるさや腰痛につながる恐れがあるでしょう。
そのため、体格のよい方であれば、ウレタンの密度が「30D以上」ある高密度のものや、底付き感のない「10cm以上の厚み」があるタイプを選ぶのがおすすめです。
ノンコイルでも寝心地を調整できる「エアウィーヴ ベッドマットレス S4.0」

「エアウィーヴ ベッドマットレス S4.0」は、独自技術を使った「エアファイバー®」を中材に採用し、自分好みの寝心地にカスタマイズできるノンコイルマットレスです。
エアファイバー®は、空気を編むように作られた素材です。身体を押し返す力(反発力)が強いため寝返りがしやすく、体圧もしっかり分散してくれるので、寝ている間の身体への負担が軽くなります。
また、中材が肩・腰・脚の3つのパーツに分かれており、それぞれのパーツは表裏で硬さが異なります。3段階の硬さを自由に組み合わせてカスタマイズが可能です。自分の体形や寝姿勢に合わせて調整できるので、オーダーメイドのように自分の身体にフィットした寝心地を作れる点が魅力です。
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お店の機械で丁寧に身体の測定をして頂き、出されたマットレスの硬さの組み合わせがバッチリ自分に合ってビックリしました! 今まで寝たどのマットレスよりも硬めで、試し寝させて頂いた時になんかすごい心地よい感じがする!と思ったのですが、本当に家に到着し、寝てみたら朝の寝覚めが全然違いました。 寝返りもちゃんと打てているようで、いつもあった寝起きの背中の痛みが全くなく、あれ?朝が来たの?という感じでビックリしました。 眠りを整えるということがどれだけ大事な投資であるか、漸くわかりました。 引用元: |
ノンコイルマットレスに関するよくある質問

最後に、ノンコイルマットレスについてよくある質問と回答をまとめます。
● ノンコイルマットレスは腰痛持ちでも大丈夫ですか?
● 安い製品もあるって聞いたけど本当ですか?
● 床に直接敷いても使えますか?
● 電気毛布や布団乾燥機は使えますか?
ノンコイルマットレスを購入する前に、事前に疑問を解消しておきましょう。
ノンコイルマットレスは腰痛持ちでも大丈夫ですか?
ノンコイルマットレスは、腰痛持ちの方でも問題なく使用できます。ただし、適切なタイプを選ぶ必要があります。
具体的には「腰が沈み込みすぎないこと」と「寝返りの打ちやすさ」を重視し、高反発素材や体圧分散性に優れた製品を選びましょう。また、自分の体形に合った硬さや厚さの製品を選び、底付き感を防止するのも大切です。
エアウィーヴでは、独自技術を使った中材「エアファイバー®」を採用し、反発力と体圧分散性を両立したマットレスを多数販売しております。中材が表裏で硬さの異なる複数のパーツに分かれており、体形に合わせて組み合わせることで硬さをカスタマイズできる製品もあります。腰痛を抱えており、自分の理想に合うマットレスを中々見つけられないという方は、ぜひ一度エアウィーヴ製品をご検討ください。
安い製品もあるって聞いたけど本当ですか?
ノンコイルマットレスは、コイル製に比べて構造がシンプルであり、比較的安価で購入できるのが特徴です。ただし、極端に安価な製品には注意しましょう。
低価格帯のノンコイルマットレスは素材の密度が低い傾向にあり、数年でヘタりやすく、底付き感が出て寝返りが打ちにくくなる恐れがあります。
そのため、長い期間にわたって快適に使用するなら、価格だけに着目するのではなく、密度の高い素材が用いられているノンコイルマットレスを選びましょう。
床に直接敷いても使えますか?
ノンコイルマットレスは、床に直接敷いて使える製品もあります。とくに三つ折りタイプは、床置きを想定した設計が多く、畳んでコンパクトに収納できるため、限られたスペースを有効に活用できます。
ただし、床の直置きする場合、マットレスの底面に湿気がこもりやすくなります。放置するとカビやダニが発生する原因となるため、週に2~3回程度は壁に立てかけるといった、定期的なメンテナンスが必要です。
また、床に直置きする際には床付き感を防ぐためにも、15cm程度の厚みがある製品を選ぶとよいでしょう。
電気毛布や布団乾燥機は使えますか?
ノンコイルマットレスで主に用いられているウレタン素材や樹脂素材(ファイバー系)は、熱に弱いため、一般的には推奨されていません。
たとえば、ラテックス素材は熱に弱い性質を持っており、電気毛布や布団乾燥機を高温で使用すると、素材が変形・劣化して本来の性能を損なう恐れがあります。
そのため、ノンコイルマットレスで電気毛布や布団乾燥機の使用する際は、事前に各製品の取扱説明書で「耐熱温度」や「使用の可否」が記載されているかを確認することが大切です。
ノンコイルマットレスの特徴も踏まえて自分に合った選択を

ノンコイルマットレスは、金属製スプリングを使用しない構造により、比較的軽量で持ち運びやすく、日常のメンテナンスが簡単です。また、金属同士の摩擦がないため、寝返りの時にきしみ音が発生しにくく、パートナーの動きによる振動も気にせず、朝までぐっすり眠れるのも特徴です。
一方で、ウレタンやラテックスなどの素材は内部構造が密なため、湿気がこもりやすい傾向があります。カビやダニの原因となるため、週に2〜3回の陰干しを行うなどして、普段からお手入れが必要です。
エアウィーヴでは、独自技術を使用したエアファイバー®で構成されたノンコイルマットレスを多数販売しております。ノンコイルマットレスを検討している方は、ぜひ以下のリンクより公式ストアをご覧ください。